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複式学級とは

複式学級とは、2つ以上の学年をひとつにした学級のことである。 

複式学級というのは、2つ以上の学年(年齢)をひとまとめにした学級(クラス)、学級編制を指す、特に初等教育中等教育に関して用いられている、日本の学校用語・教育用語である。 

念のために述べておくと、そもそも、2つ以上の学年が1つの教室で学ぶという形態は、世界各国の田舎や開拓地で多く見られたものである。英語ではone-room schoolという概念があり、米国・カナダ・オーストラリア等々の田舎や開拓地で、学校自体がそもそも一教室しか持たず、そこに全ての学年・年齢の生徒が入り、基本的に1人の教師が(場合によっては補助役の教師なども加えて)教育を行うということが、きわめて一般的に行われていた。フランス語ではécole de rangと言う。日本では歴史を遡ると例えば寺子屋では様々な年齢の子供が、1つの部屋に集い学んでいた。

なお、初等教育では、1人の教師が同時に、そして十分に教えられる(目を配れる)生徒の数にはある種の限界があると考えられており、学校というのは、生徒の数がある程度以上になるとクラスを分割するようになり、さらに生徒の数が大きくなると、一般に、(教師の都合や効率などを考慮して)同一クラスには異なった学年の生徒が混じらないように、別々のクラスに編制するのが一般的である。

結果として近年の日本では複式学級は基本的に、過疎地などで学校規模が小さい場合に限って行われている。

ただし複式学級には、同一学年だけで固まったクラスにはない様々な利点があることが知られている。

教育研究のために複式学級編制がいくつかの国立大学法人附属小学校において行われており、金沢大学附属小学校、茨城大学教育学部附属小学校がその例である。 



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